(ヘアカラーのリタッチ)
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20代から30代へ
30代から40代へ、
年齢の節目、節目に
感じる大人女子さんの
髪質の変化と向き合う
美容室RitaNicoです。
10代、20代といった
若いころは髪の毛も
自活力がたくさんあります。
少々ヘアカラーで
無理をしても
傷んだ髪さえ
お洒落の勲章。
ところが
30代になり
半ばを過ぎた辺りに
ふと気づく
カラーをして
勲章だった髪の傷みが
勲章でなくなる…。
傷んだ髪のせいで
やつれた感じさえする…
といった声を
現場でお聞きします。
髪の毛の
お話をしましょう。
髪の毛は爪と同じで
死んだ細胞と言われています。
意外でしたか？
擦り傷が治るのとは違い
毛髪は損傷してしまうと
自然に治る
ということがで出来ません。
そんな髪へ
ヘアカラーをすると
どうなるか？
髪の毛の弾性を生む
縦横に無数存在する
網の目状の結合の中で
一番多い
ジスルフィド結合に
影響を与えてしまいます。
カラーに含まれる
アルカリ剤により
イメージとしては…
両手でつながっている
といった感じを
想像してみてください。
両手で手をつないでいる
ジスルフィド結合の
片方の手を離させます。
＝髪の強度を低下させます。
そして過酸化水素、
オキシドールですね。
アルカリ剤で活性化され
メラニン色素を
分解する働きを持っています。
こちらも
ジスルフィド結合に影響し
システイン酸と呼ばれる
酸化物を生成し、
手触りをわるくさせます。
髪の毛は
擦り傷と異なり
自然に治癒することが
出来ませんでしたよね？
ということは
カラーをするとき
毎回、毎回
毛先までしてしまうと
どうなるでしょうか？
毛先ほどダメージが
蓄積され弾性が失われます。
髪の毛の強度や感触も
落ちるばかりですよね…。
では、
それを回避する方法は
あるのか？
あります。
伸びて来た
黒髪や白髪だけを
細かく分け取って染める
リタッチです。
髪の毛の
脂質や水分はもとより、
髪の弾性を生む
網の目状の毛髪の結合への
作用を抑え
ダメージの蓄積を
大幅に軽減します。
ヘアカラーは
明るい色になるほど
アルカリ剤の濃度も
濃くなります。
髪に対する活性も
より活発になり
ダメージにつながるので
明度は、
カラーの明るさですね。
こちらは6～8レベルの
ものを選択し
リタッチをしてあげると
いいでしょう。
髪のダメージが
回復するといったことは
けっしてないのですが
リタッチを
数ヵ月続けてみてください。
髪に艶が戻ったように
感じるはずです。