(頭皮にカラー剤を
極力付けないカラーの技術
=ゼロテクで施術中)

 


 

20代から30代へ、
30代から40代へ、
年齢の節目に訪れる
大人女子さんの髪質の変化と
向き合います。
美容室RitaNicoです。

 

長年支えてくださる
お客さまと共に
僕自身も年齢を
重ねてきました。

 

そして、あれを始めた。
これを始めた。と
もっぱら健康トークに
花が咲くわけです(笑)

 

僕も嫌いじゃないので、
ま~盛り上がります(笑)

 

盛り上がり
花が咲き、髪の健康にも
話が飛ぶわけです。

 

そんな場面で、
よくお聞きするのが
以前よりも
髪が細くなってきた…。
ヘアカラーって髪に
やっぱりよくない?
ということですね。

 

女性の髪が
一番きれいな年齢
ご存知ですか?
これ、33歳と言われています。
ちなみに男子は15歳…。
僕なんて、とうの昔に
そのピークを
過ぎてるわけです…(;^ω^)

 

女性ホルモンは
髪の成長、そして
成長期の期間を延ばし
髪の寿命を延ばす作用が
あるのですが、
33歳以降を堺に
その作用は降下してきます。

 

そうですね…。
30代半ば~後半を過ぎると
後は、髪の老化が
始まります。

 

とはいえ、加齢が
加速する一方かというと
それも違います。

 

若い頃は、生活が
少々不規則でも
細胞には自活力があります。
年齢を重ね、新しいものと
古いものとを交換する力が
弱まったのならば、
生活習慣を正し、
気をつけてあげる。

 

そうすることで、
加齢の速度を
穏やかにすることは
できます。

 

髪が細くなってきたからと
髪ばかり診ていては
いけないんですね。

 

髪の毛は、アミノ酸を
含んだタンパク質、
ビタミン、ミネラルから
できています。
そして栄養は血によって
運ばれます。

 

□正しい食生活でしょうか?
適切な栄養を
摂っているでしょうか?

 

□ストレス下にあると
呼吸が浅くなり、血行も
わるくなります。
血液を循環させるために、
腹式呼吸を取り入れたり、
適度な運動を心掛けていますか?
(病中、病後の方は
運動を控えましょう。)
良好な体調ですか?

 

□それから、適切な
頭皮ケアでしょうか?

 

これらがそろって初めて、
毛乳頭組織が活発になり
正常な角化が行われ
元気な髪へと成長します^^

 

そして冒頭の
ヘアカラーは頭皮によくない?
ということですが、
ヘアカラーには
アルカリ剤とオキシドールが
含まれます。

 

アルカリ剤で活性した
オキシドールが
メラニン色素を分解し、
黒髪を明るくします。

 

これ、紫外線を
浴びたことと近いことが
髪に起こっています。
活性したオキシドールは
髪を酸化させ毛髪を
弱くしてしまうんですね。

 

これらが頭皮に
付いてしまうと
アルカリ剤は皮脂を溶かし
センシティブな
肌の方であれば、炎症を
引き起こすことも
あります。

 

もう一つ、
残留したオキシドールは
皮脂と結びつき
過酸化脂質となり、
肌を黄ぐすみさせ、
皮膚を硬化させる
カルボニル化の
きっかけを与えるとも
言われています。
頭皮が硬くなれば
髪の成長を妨げます。

 

大人女子さんの
髪の老化を助長させて
しまうんですね…。

 

そこで

 

頭皮からカラー剤を
離して染めるゼロテクです。

 

髪を細かく分け取り
染めていく繊細な作業と
なります。

 

まったく頭皮に付かないか?
と問われますと、
それも無理な話なのですが、

 

カラー剤を
頭皮にぺったりと
付け染めてしまうと
頭皮回復に、それ相応の
血流が回され
育毛に回されるはずだった
栄養が減ります。

 

とはいえ、ゼロテクで
わずかにカラー剤が
頭皮に付く程度でしたら
髪の成長を邪魔してしまう
ほどではありません^^

 

施術中の写真を
撮らせてもらった方は
20代前半ですが、
こういったことは早くから
気をつけておくといいですね^^

 

(※ジアミンアレルギーの
方は、ゼロテクであっても
ヘアカラーは控えてください。)

 

 

(ゼロテク後)

 

大人女子さんの
デリケートになり始めた
髪に、美容師として
髪年齢を極力
維持できますよう
お手伝いできましたら
幸いです^^