(脱縮毛矯正から約2年。
カットは前上がりの
グラデーションボブ。
それと、ハナヘナ染め)

 


 

 

20代から30代へ、
30代から40代へ、
大人女子さんの
年齢の節目に訪れる
髪質の変化と向き合います。
美容室RitaNicoです。

 

ヘナで白髪染めをしたら
くせ毛も真っ直ぐになって
一石二鳥ですかね?と
ご質問をいただく
ことがあります。

 

誇大広告が
得意でない僕は(笑)
真っ直ぐにはなりません。
とお伝えしています。

 

たしかに、
一度のヘナ染めで
髪質が変わる方も
いらっしゃいます。

 

一か月に一度、
定期的に染めることで
ヘナがしっかりと定着し、
くせ毛が落ち着いてくる方も
いらっしゃいます。

 

ですが、皆さま
髪質も違えば、多忙な毎日に
定期的に染めるとは
いかないわけです。
ですので、目に見えて
髪質が変わらない方も
いらっしゃいます。

 

だからといって、
くせ毛の方が
ヘアカラーで白髪を染めて
しまいますと、
髪が湿気を吸ってしまい
余計に、髪を扱いにくく
してしまうことがあります。

 

ヘアカラーの
オキシドールは
カラーに含まれる
アルカリ剤によって
力を発揮します。
アルカリによって馬力を
上げたオキシドールは
メラニン色素を
酸化分解し髪色を
明るくします。

 

ところが、
この酸化によって、
髪の毛の性質である
水を弾く力を
低下させてしまうんですね。

 

共有結合と呼ばれる、
両手で手をつなぎ、
水からガードしている
結合が髪の毛には
あるのですが、この
共有結合に酸素が結びつき
手を離させます。

 

一度離した手は
二度と結び直すことは
できません。

 

一回、二回程度の
カラーなら、さほど
問題ありませんが、
何度もカラーが
重なってくる毛先は
脆弱し、水を呼び込み
本来のクセよりも、
強くうねりを
感じてきまいます。

 

そこで、ヘナ染めです。
こちらはアルカリ剤や
オキシドールを含みません。

 

そして、
植物繊維が毛髪の
タンパク質と絡みつき
染まるため、髪を酸化させ
強度低下し、水を呼び込む
ダメージリスクを回避できます。

 

ですので

 

 

 

脱、縮毛矯正から
ヘナ染めに切り替えて、
2年?でしたか?
(くせ毛さんは、襟足から
サイドにかけ、緩やかな
カーブでつなげ、やや
前上がりになる
カットラインが
よく似合います^^)

 

クセを真っ直ぐに
するといった夢物語の
ようなことにはなりませんが、
自分が本来持っている
クセの強さを、
毛髪ダメージによって、
さらに助長させてしまう
といったことは
ありません^^

 

ヘナは、万能ではありませんし、
世にあふれるヘナ情報のように
完ぺきなものでは
けっしてありません。

 

ヘナ染めとは、髪と
折り合いをつける
とでもいうのでしょうか?

 

お客様の素材に寄り添う、
そんなお手伝いが
ハナヘナ染めでできましたら
うれしいですね^^