(お客様の
髪質を活かしてカット、
それと、カラー後。)

 


 

20代から30代へ、
30代から40代へ、
年齢の節目に訪れる
頭皮と髪質の変化に
向き合います。
美容院RitaNicoです。

 

後頭部の一番
ボリュームがあるポイント。
もしくは、横から
見たとき、鼻先から一番
遠い位置の奥行きポイント。
これを僕たち美容師は、
ウェイトと呼びます。

 

このウェイト、
我ながら…(^^; かっこよく
配置できたので、
どうしても残しておきたく
無理いって、冒頭の
お写真撮らせて
いただきました(^^;
ありがとうございました^^

 

こちらのお客様、
くせ毛さんなのですが
お客様自身の髪質、
素材を活かしたヘアカットと
なっています。

 

くせ毛の方から、
よく相談されるのが
広がって、収まりがわるく
手入れがしにくい。
これ、一番多いですね。

 

波状に髪が
生えていますので、
実際の髪の本数以上に、
髪が多く感じたり、
実際の髪の太さより
太く感じる方が多いようです。

 

よって、広がりやすく、
収まりがわるいと
思ってしまうわけです。

 

そんな理由から、皆さま
髪をすいてほしいんですね。
しかし、注意してほしいのが
さきほども書きましたが
実際の髪の本数や、
髪の太さは、実は
普通だったりします。

 

極端に髪を
すかないというのも
・・・ ですが、
だからといって、
すきすぎないことを
おすすめします。

 

すきすぎると、
まっすぐな髪の方にはない
個性的な髪の表情が
乏しくなり、何より髪が
パサついて見えますからね。
注意したいところです^^

 

さ、僕がくせ毛さんの
髪をすくときに
気をつけていることです。

 

Sカールしている1本の
髪の毛の外側、こちら
湿気を好みます。
そして内側、こちらは
湿気に強いんですね。

 

1本の髪を真ん中で
割いて、湿気を好む方を
取り去るなんてことは
不可能ですし、
どうカットし、
すこうとも毛先が
生まれるしかないわけですが

 

同じすくなら、僕は
外側カーブ方向から
はさみを入れ、
線で髪をすいてあげます。
目指すヘアスタイルの総量から
カーブ部を減らすと、
髪の広がりを緩和し
収まりがよく、結果がいいと
僕の経験上、そう
感じています。

 

(↑後ろは、
グラデーションボブ。
横は、ラウンド
グラデーション。
前髪~トップは
動きを出すレイヤーカット。
ショートレイヤーですね。
それとカラー後。)

 

髪質と寄り添う
ヘアカットを
心掛けたいです^^