(カット、トリートメント、
カラー後)

 


 

20代から30代へ、
30代から40代へ、
年齢の節目に訪れる
大人女子さんの
頭皮と髪質の変化に
向き合います。
美容室RitaNicoです。

 

さ、ヘアカラーによる
髪の傷みですが、今日も
皆さま、お手入れに
格闘されていらっしゃるかと
存じます(笑)

 

これですね、なぜ
ヘアカラーで髪が
痛むのか?この原因から
探ってみると解決策が
見えてきます。

 

カラーで髪色を
明るくするために
黒髪の元となる、
メラニン色素を分解
しなければいけません。

 

そのために
オキシドールが
使用されています。
普段は安定した状態
なのですが、カラー剤に
含まれるアルカリ剤
によってオキシドールが
活性するわけですね。

 

過酸化水素水とも
いいますが、メラニンを
酸化分解し始めます。
この酸化は、両手をつなぎ
お水を弾く性質の結合の
手も離させ、水を侵入
しやすくさせてしまいます。

 

同時に、弱酸性で安定し、
引き締まっていた
キューティクルは、
アルカリ剤によって
通常より30倍も開きます。
毛髪内では、静電引力と
いいますが、+と-で
手を結んでいた結合を
離させます。

 

毛髪がこういった
状態になると?
もうお分かりですよね。
小さな小さな、
アミノ酸は髪から
出ていきます。

 

アミノ酸が出て行く
ということは、イコール、
毛髪のタンパク質に
穴が開くことに
なります。これが
髪が傷む=ダメージです。

 

ですので、
RitaNicoでは極力、
伸びて来た根元の
黒髪だけを染めるリタッチを
お薦めしています。

 

とはいえ、
毛先まで染めて色を
変えて楽しみたいときや、
褪せた毛先の色を
整えたいときだって
ありますよね^^

 

そういったときは、
カラーと同時に、
ダメージで出来た
穴を埋めてあげると
いいですね。

 

さきほど、静電引力と
いいましたが、
その理屈に似た
トリートメントを施します。

 

 

 

穴の開いた毛髪内に
補修タンパクが
複雑に絡み合い、
疑似的に毛髪を強化
し、水を弾く
疎水状態へ導いてくれます。

 

(↑カット、トリートメント、
毛先までカラー後。)

 

ご自宅での髪の
手入れに格闘している方へ、
トリートメント施術が
力になれましたら
幸いです^^