(きらぼし学舎、植木先生
デジタルパーマ後
)

 

広島県東広島市黒瀬町の美容
室RitaNicoです。

 
運動部の顧問の先生が腕を組
み、急に冷めた顔で、いや、
冷めてはいるけれどよく通る
声で

 
「先生、もう帰りまーす。」
と言い始めた。

 
部員たちは先生に駆け寄り、
引き止めた。でも、「先生、
もう知りませーん。」の一点
張りで、立ち止まってくれな
い。

 
そのまま先生は部室にこもっ
てしまった…。

 
いくら呼び掛けても、懇願し
ようとも、先生は出てこない
。どうしよう…。まったく聞く
耳をもってもらえない…。

 
どうして先生がこうなったか
を、部長を中心に部員たちは
話し合った。

 
そして喧嘩が始まった。喧嘩
して想いをぶつけ合った…。ギ
クシャクしていたことも本音で
話し合った…。泣いてる子もい
る…。気づいた…。はっとした
…。わたしたち一つじゃなかっ
た…。

 
レギュラー争いで足の引っ張
り合いばかりしていなかったか
?試合が近づいているのに、み
んなダラダラ練習をしていなか
ったか?

 
先生は、仲間の大切さ、それと
私たちの練習中の態度を見透か
し、気づかせようと、わざと、
あえて、あんなそっけない態度
を取ったんだ…

 
部長はみんなで先生に謝りに
行こう!と提案。

 
部室のドアをノックする。

 
「はーい。」

 
先生からの、意外と冷静な返
事に部員たち全員に緊張が走
る。

 
第一声は部長。「先生、すみ
ませんでした!私たち足を引
っ張りあったりして、一つの
チームじゃありませんでした
!ダラダラと練習をしていま
した!もう一度チャンスをく
ださい!練習を見てください
!先生!せーの(せーのは小
声で)」

 
せーのの合図で部員みんなが
声をそろえ…「お願いします
(T_T)!!」

 
といった部活中によく見る光
景があります。

 
この、自分たちで考えろ風(か
ぜ)を吹かした先生のくだりを
、きらぼし学舎の植木先生が
解説してくださいました。

 
心理学的に見ると、先生が自
分の優位性?だったかな?誇
示?したいためにしている行
為なんだそうです。

 
実は、子供で大人げないのは
先生。顧問の先生方で、この
くだりをどこかで使ってやろ
うとお考え中の方、もしくは
何度も使っていらっしゃる先
生、お気をつけください。