(パーマ後)

★★★★★★★★★★★★★

 

 

20代から30代へ、
30代から40代へ、
年齢の節目に訪れる
髪質の変化と向き合います。
美容室RitaNicoです。

 

以前よりパーマで
髪が傷みやすくなったような…
日頃の手入れが
ストレスでストレスで…
でもパーマがないと
物足りないし…。

 

といった声を
数年前だったでしょうか?
いただくことがありました。

 

パーマがないと
物足りない。
なんて言っていただけるのは
美容師として
ありがたいことです。

 

こっちの方が
助かりますし💰

 

ん😑?

 

いやいや、
お金のことじゃないんです😑
半分当たってますけど、
なんてことを
言いたいわけじゃないんです😑

 

ストレスでストレスで…
のお声が心に残ったことを
覚えています。

 

傷んだ髪が
元の健康な髪に
戻ることはないと
経験的に
皆さまもご存じだと
思います。

 

僕なんて
美容師ですから、
そりゃ、パーマしたら
代償として髪は傷むもの…。
と、お客さまより
実感しています。

 

髪が傷むという
事実はあるものだとして

 

やはり、その
ダメージリスクを
減らせるのだとしたら?
そこに向ける努力、
姿勢が美容師にとって
大切なんだと思います。

 

なに?
見直したから
店に行きたく
なったでしょうよ?

 

え? ち、違うの?

 

パ、パーマが
かかる仕組みを
説明しますと

 

髪の毛に
弾力があるのは
縦横、網の目状に
手を結んでいる
タンパク質の結合の
おかげなんですね。

 

その中に
KAPというタンパク質が
あります。

 

このKAP同士のつながりは
他のタンパク質と比べ
粗(あら)いことが特徴です。
粗いので隙間をねらいやすく
KAP同士が結合している手を
離させやすいと

 

そして、
の手を離させるのが
パーマ剤
というわけなんですね。

 

ロッドを髪に巻き付け
パーマ剤(1剤)で手を離させ、
KAPの位置をずらし、
ずらした位置で
また手を
つなぎなおさせる(2剤)。

 

勘のいい方は
お気づきになったと思います。
ウェーブやカールといった
パーマヘアの
出来上がりです。

 

このパーマ剤には
従来からある
チオグリコール酸と
システインと呼ばれる
2種類があるのですが

 

チオグリコール酸は
キューティクルの
内側のKAPとKAPの
間、水に馴染みやすい
場所に働きかけ
手を離させます。

 

システインは、
キューティクルの
硬い表層部より下の
柔らかい
キューティクル部分
に働きかけます。

 

以前はパーマ剤も
この2種類しか
なかったんですね。
なかったので
パーマをかけるのに
アタックする箇所が
1か所、2か所しかなかったと

 

だから、
パーマをかける際に
このどちらか
2か所に負担が多く
のしかかったわけです。

 

髪質に変化を感じ始めた
KAPの総数が減った
大人女子さんの髪にとっては、
余計に負担になるわけです。

 

しかし現在、
チオグリセリンと
システアミンと
呼ばれる剤が増えました。

 

チオグリセリンは
髪の毛の密で硬い
繊維組織であるIFと
KAPが結んでいる手を
離させることができます。

 

システアミンは
キューティクルの
表層部である
硬い箇所の手を
離させることができます。

 

まとめますと、
アタックできる場所が
1~2か所から、
さらに2か所増えました。

 

ようするに
剤が髪にかける
負荷が4か所に
分散できるように
なったわけです。

 

 

1か所、2か所に
負担を集中し強いるより、
最大で4か所に負担を
振り分けることで
ダメージを軽減することが
できます。

 

パーマをしたいけど
髪の傷みにストレスを
感じていらっしゃる
大人女子さん

 

傷まないパーマだなんて
ことは言いません。

 

ですが、日ごろ感じる
パーマヘアの
お手入れストレスを
もう少し、減らせる
かもしれませんので
ご相談ください。

 

 

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