(素材を活かしてカット後)

 

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20代から30代へ、
30代から40代へ、
年齢の節目に訪れる
髪質の変化と向き合います。
美容室RitaNicoです。

 

12月31(日)~1月4(木)
お正月休みいただきます^^

 

さ、今年ラストの
ブログとなります。

 

本日のお客様は
アイロンを使って
スタイリングを
しているそうなんですが、

 

お話を聞き進めると
地毛の素材を活かした方が
最近は手入れが楽、
ということでしたので

 

くせを利用した
カット記事で
最後を締めくくりたいと
思います。


素材を活かしたカット後、

 


水に濡らすとカールが出て、
乾かすと収まりのいい
素材です。髪の毛の
横のつながりが
しっかりとした、
シスチン結合が
強く影響している
髪質といえます。

 

こういった髪質の方は
ほどよいボリュームと
かわいい丸みが
特徴的です。

 

Sカールしている
髪の毛の外側のカーブ、
こちらの毛髪内は
水を呼び込みやすい性質と
(=オルソコルテックス)
なっています。
内側のカーブは逆で、
湿度による影響を受けにくい
(=パラコルテックス)
といった性質となります。

 

そこで、
湿度の影響を受けやすい
外側のカーブを
縦に裂いて削ってあげれば
いいわけなんですが…
実際、そんなことを
していたら枝毛になって
しまいますし、現実的では
ありません。

 

昨今、
様々なカット技法や
道具があります。が、
どうヘアカットしても
髪を切れば、毛先が
生まれるしか
ないわけです。

 

ですので素材を活かし
カットをする際、
大切になってくるのは
オルソコルテックスの
総量を減らして
あげることとなります。

 

外側のカーブを
極力削り取り、毛先の状態を
パラコルテックスで
できるだけ終わらせて
カットをしてあげる。
といったことを
僕は気をつけています。

 

ですので、すきばさみ
を使った点ですく作業は
適さないのかな?
と思いますので
僕は、すきばさみではなく
はさみを使って線で
すいていきます。

 

 


そりゃ、実際に髪の中が
見えるわけじゃ
ありませんが…
素材そのものを
ヘアスタイルとして
最大限活かしてあげるには、
その方が結果がいいと
経験から感じています^^

 

来年も、皆さまの
髪のお手入れが少しでも
楽になれる情報が
ありましたら
取り入れて参りますので、
2018年も
よろしくお願いいたします^^