(エアウェーブ後)


 

 

20代から30代へ、
30代から40代へ、
年齢の節目に訪れる
大人女子さんの
髪質の変化と向き合います。
美容室RitaNicoです。

 

普通のパーマと
エアウェーブの違いを
ご質問いただくのですが

 

そうですね…。

 

パーマを
かけたんだけど
髪が乾くと、ウェーブや
カールがダレてしまって
かかってないような気が…
といったことを、特に
髪の細い方から
お聞きします。

 

この原因なのですが、
Sカールを
思い浮かべてください。

 

外側のカーブが
ありますよね?ここは
髪がロッドに巻かれたとき
外に引っ張られ、毛髪内が
伸ばされます。

伸ばされることで
密だった毛髪内に
スペースが空き、
パーマ剤が作用しやすくなり、
髪の構造が乱れます。

 

本来、
健康であれば水を弾く
性質の髪が、ダメージによって
水を吸い込みやすい
性質へと変わります。
(※ちなみに、乱し、
ある程度、傷まさなければ
パーマはかかりません。)

 

それでは、
内側のカールは?
といいますと、
勘のいい方はお気づきだと
思います。

 

外側とは
逆になり、縮みますよね?
収縮することで
毛髪内が密になり、パーマ剤が
作用しにくいわけです。
内側は割と、まっすぐな
髪の毛髪内を保つわけです。

 

よって、通常のパーマは
髪を濡らすと
ウェーブやカールが
出るのですが、乾いてしまうと
内側の健康な部分が
有利に働き、伸びてきます。
これが、パーマが
かかっていない気がする
理由です。

 

そこで
エアウェーブ

 

外側のカーブの
構造をパーマ剤によって
乱すことで、カールを
形成した後、さらに
ロッドを巻いたまま
髪を乾燥させます。

 

エアウェーブは
ロッドの内側から低温の
温風を送り、毛髪内に残った
余分な水分を吸い取ります。

 

ロッドに対し内側から
低温ではありますが
熱を与えることで、
内側のカーブの
毛髪内構造も乱すことが
できます。

 

ですので

 

まとめポイントエアウェーブは
パーマやデジタルパーマとも
違い、内と外の
結晶構造を乱すため、
水による影響を受けにくく、
乾いた状態でもカールを
保つことができます。
かつ、水に濡れても
カールやウェーブが
変わりにくいといった
性質も併せ持つので、
ゆるいけれどパーマが
長持ちするといった
特徴があります^^

 

お客さまの髪質、
ホームケアの仕方、
に合わせ、色々な選択肢を
ご提案できますよう
2018年もがんばります^^